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江ノ島でイルミネーションなどを楽しんだ後は
すぐに帰ってしまうよりも
旅館に泊まったほうが江ノ島を10倍満喫できると思います。
 
というのも、江ノ島にはホテルよりも旅館のほうが数が多いのですが
その中でも創業が鎌倉時代、江戸時代初期という二つの伝統的な旅館があるのを
ご存知でしょうか。


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創業がとんでもなく古いだけあって
歴史の教科書で必ず登場するような数々の文化人が訪れた旅館や
現在国の有形文化財に指定されている旅館もあります。

せっかくはるばる遠方から江ノ島に行かれるのですから
とことん贅沢をしたいものですよね。

ということで、日本の歴史に触れられる旅館をご紹介していきたいと思います。

恵比寿屋

恵比寿屋は江ノ島にある旅館の中でかなり人気のある旅館です。

創業は江戸時代初期で伊藤博文や桂小五郎、三条実美といった
偉人たちが泊まった老舗旅館としてたびたびテレビにも取り上げられ
多くの方に知られています。

当時の偉い人がどのような気持ちで恵比寿屋に泊まっていたのかを
考えるだけで、気分がとても高揚してくるはずです。


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イセエビやさざえといった豪華な海の幸が食べられるのが
とても贅沢です。

さらにアメニティも充実していたり、
スタッフの接客もさすがといった対応です!

また部屋からの海の眺めは最高と大変評判のよい旅館です。

恵比寿屋は江ノ島サムエル・コッキングから
北東方面へ徒歩で7分のところにあります。

岩本楼本館

岩本楼の歴史はとてつもなく古く創業は鎌倉時代でした。
鎌倉時代から明治維新前まで岩本坊から岩本院へと名を改めながらも
宿坊(僧侶や参拝者を中心に泊めていた宿のこと)を運営してきました。

宿坊は平安時代以降に武士も泊めるようになり、
源氏、北条氏、徳川家といった時の将軍や大名も泊まったすごい宿です。

岩本院は主に僧侶が運営してきた宿なので江ノ島のお寺やお社を
管理する職務の別当のトップである惣別当(そうべっとう)として
ずっと江ノ島のを支えてきたといっても過言ではありません。

しかし、明治維新後に神仏分離令が発布されると
僧侶でいられなくなったことから

岩本院から岩本楼へと名を改めて
本格的に旅館として運営しはじめて、
現在もそのまま続いているといった流れになります。

岩本楼にはなんと北条早雲からの書状も残っています。

岩本楼のローマ風呂は国会議事堂のステンドガラスを作った
別府七郎が作ったことで特に有名で
国の有形文化財にも指定されていてたびたびテレビに挙げられています。

そんなロマンあふれるローマ風呂にはいることができるのも
岩本楼の魅力です。

こういう背景があるのを知ってると
この岩本楼の歴史ある建物に思いをはせることができます。

建物は古いですが、スタッフはもちろん親切で
アメニティは揃っていて
江ノ島ならではの海の幸たっぷりと料理も美味しいと評判の旅館です。

岩本楼本館は江ノ島サムエル・コッキングから
北側やや東寄り方面へ徒歩6分くらいで着きます。

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