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長野県の諏訪湖花火2016が今年もやって来ます。
 
諏訪湖の花火といえば2つありますよね。
 
8月の「諏訪湖祭湖上花火大会」と9月の「全国新作花火競技大会」。
 
今回は8月の「諏訪湖祭湖上花火大会」(以後、諏訪湖の花火2016in8月)
の方をとりあげていきたいと思います。
 


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諏訪湖花火2016in8月に打ち上げられる花火の本数は全部で4万発です。
開催年によっては4万発を超えるときもありました。
この本数は日本で一番多いのです。

花火が世界一といわれている日本で一番本数が多いということは
まさに世界の花火の規模の中でトップオブトップ
諏訪湖の花火大会というわけなんですね。

そんなすばらしい諏訪湖の花火大会も今回が68回目です。

諏訪市民が終戦からはやく立ち直ってほしいという祈願から
諏訪市観光協会により、諏訪湖の花火は初開催されました。

最初はごく小規模でしたが、次第に観光客とスポンサーがつくようになり、
徐々に花火の規模が拡大していきました。

あの放浪の天才画家山下清も諏訪湖の花火の大ファンでした。

ですので、諏訪湖の花火をモチーフとしてたくさんの貼り絵が誕生しました。

⇒山下清画伯の諏訪湖の花火の画像はこちら

やっぱりすごいですね!


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話は戻りますが来場者数は50万人とかなりの規模です。
 

諏訪湖花火in8月の日程と時間

諏訪湖の花火大会の日程と時間はいつになるのでしょうか。

正式名称:第68回諏訪湖祭湖上花火大会

日程:2016年8月15日月曜日(雨天決行)
延期はありません。

⇒諏訪湖の花火が中止になる天気とは?

打ち上げ開始時間:19時から

会場:長野県諏訪市湖畔前諏訪湖上

みどころ:花火の一発一発がとにかく大きいです。

湖の上だから遠慮なく打ち上げられるので
一発ごとにズドーンという響きがすごくて、
ど迫力の花火が観られます。

そんなすごい花火が4万発です。

そして、やっぱり諏訪湖湖上祭特有の
水上スターマインは観なきゃ始まりませんね。

水上スターマインとは諏訪湖の名物といわれてる高等テクニックです。

諏訪湖特有の水上スターマインは湖の両端から
まるで孔雀を思わせるような半円の花火が
中央へ向かって舞い続けます。

そして、中央で2つの半円の花火が出会い、それを祝福するかのように
花火が次から次へと打ちあがるという独特の演出です。

実はこの演出ってすごいテクニックなんですよ!
そのわけは以下でお話します。

 

諏訪湖の水上スターマインが綺麗に演出できる秘密とは!?水中花火と違うワケとは?

さて、この水上スターマインの演出は
相当な高度なテクニックだと思いませんか?

よく水中花火というと高速に移動するモーターボートから
花火師が花火玉に点火して湖に放り投げるやり方がメイン
なので
花火の開花したときの形が悪かったりするのですが、

諏訪湖の水中スターマインはどんなときも綺麗に開花します。
さらに、この演出は両端から半円の花火が中央へ向かうので
水中花火と同じようにモーターボートで放り投げると
モーターボートに乗っている花火師は逃げ場がありません

いったいどのように打ち上げているのでしょうか。

実は、水中花火とは根本的に打ち上げ方が違うのです。

よく湖上祭に使われる水中花火との違いは

さきほどもいいましたが
水中花火がモーターボートに乗った花火師が
高速で移動しながら花火玉に火をつけて湖に放り投げるやり方です。

しかし諏訪湖の花火の水上スターマインは
諏訪湖の浅瀬に等間隔に棒杭を打ち込んで
その上に花火玉を設置して速火線をつなげている
ので、

いったん火をつければ両端から中央に向かって花火玉が
開花するシステムになっている
んですね。

そして、棒杭のおかげで放り込む必要がないので
水中に沈まないまま、いつも綺麗に開花するというわけだったんです。

諏訪湖の湖はほかの湖よりもかなり浅瀬なので
棒杭を打ち込んでもしっかりと安定するんです。

そういった特徴を
生かしたのがこの水中スターマインだったんですね。

なので、この水上スターマインは諏訪湖ならではの名物として
日本全国に知られるようになりました。

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